ごきげんよう!
今回は、「ゴシックにまつわる文化を知りたい人におすすめの雑誌」を紹介したいと思います。
ゴシックロリィタは好きでも、値段が高くて服はあまり買えてないのが現状なのですが、その分ゴシックロリィタにまつわる知識や文化を調べるようになって。
特に最初教科書にしていたのが「ゴシック&ロリータバイブル」で、某古本屋に行って、安くなった古本を大量に買い込み、初期からほぼ制覇していき、スナップ写真やハンドメイドコーナー、メイクやコーデ紹介、コラムなどを貪るように読んでいました。
そうしているうちに、ゴシックロリィタにまつわる文化自体にも興味が湧き、様々な本や雑誌(絶版になったものやマイナーのものも含む)などを手に入れていき、どんどん知識を広げていきました。
まあ、読んでもすぐに内容を忘れてしまう性格なので、語れるほど知識はないのですが、ゴシックロリィタに関する教養を知るだけでもとても面白いため、今にも勉強しているに至っています。
では、ゴシックロリィタという素晴らしい世界に憧れる自分が、その中でも「ゴシック」に注目して、ちょっといいなーと思った本や雑誌、あと手元にないけど読みたいものを紹介していきます。
①ゴシック・テイスト―“暗黒世界”への扉

この本は、「アトリエサード 社」が編集をしている「トーキングヘッズ叢書」というシリーズの一つ。
「ゴシック」という世界観を知るに当たって、初期の時にamazonさんで手に入れた本です。
本当にこのガイドブックは情報が盛りだくさんで、ゴシックの世界をあまり知らない人が読むと、様々な発見があり面白いと思います。
ゴシックを感じる小説や映画、漫画などのエンタメ情報や、ゴシック関係の評論、吸血鬼について、民族についてなど、ここには書ききれないほど色々なテーマでゴシックの世界を紹介しています。
こうした本を読むと、世の中にある古今東西のあらゆるエンタメには、ゴシックの精神が息づいた作品が実はとても多いのだろうな、と思わされます。作者本人が気づいていない場合も、考察していくとその本質にゴシック的な部分が見つかる場合も少なからずあるのではないでしょうか。
アンダーグラウンドのジャンルに位置付けられやすいゴシックという概念ですが、ゴシックの持つ暗黒部分は、実は人間の誰もが心の奥底に内在するものであって、普段は隠れているその心の暗黒部分をえぐり出したものが、ゴシック的な作品とされていった経緯もあるのではないか、と思っています。
そういう闇の部分はなかなか直視し辛いものであるため、マイナーに追いやられてしまったのかもしれませんが、人間なら持っていて当然の感覚であり、特別なものではないはず。現にエンタメ界やアート界では、昔から人気の主題でもあります。
以上、知ったかぶりな価値のない文章を書いてしまいましたが、ゴシックを知りたい人におすすめの本のパート1でした。
それでは、ごめんあそばせ✝️